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【 インフルエンザ流行シーズンに備えて 】
毎年11月〜4月にかけて流行するインフルエンザは、インフルエンザウイルスによる感染症で、一度かかっても終生免疫が得られないため、再感染の可能性があります。ここでは、症状の特徴や予防のポイントをまとめました。
■ インフルエンザの感染経路
感染の中心は、患者のくしゃみ・咳・痰に含まれるウイルスを吸い込む 「飛沫感染」 です。
潜伏期間は 約24時間 と短く、急激に発症することが特徴です。
■ 主な症状
インフルエンザでは多彩な症状がみられます。
全身症状:高熱、強い倦怠感、頭痛、関節痛、筋肉痛
呼吸器症状:鼻汁、咳、咽頭痛
消化器症状:腹痛、嘔気、嘔吐、下痢
発熱は 2〜4日続き、通常 7〜10日程度で回復 します。
■ できる感染予防
1. 正しい手洗い
帰宅時、咳・くしゃみ後、食事前、病気の人のケア後、外のものに触れた後など、こまめな手洗いが大切です。
2. 咳エチケット
人が多い場所では、マスク着用や咳・くしゃみの際の配慮で周囲への感染を防ぎましょう。
3. ワクチン接種
効果が出るまで 約2週間、有効期間は 約5カ月。
65歳以下の健常成人では 70〜90%の発症予防効果 が期待され、症状の軽減にも役立ちます。
■ 発症時の対応
発熱は免疫反応の一つで、必ずしも解熱の必要はありません。
38.5度以上が続き、睡眠や水分摂取に支障がある場合は解熱剤を使用。
頭部・頸部・腋窩の冷却、水分補給、休養を心がけましょう。
◎ 抗インフルエンザ薬について
「タミフル」などは 発症後48時間以内 の服用で、症状の期間を1〜2日短縮するとされています。
■ 出勤・登校の目安
学校保健安全法施行規則(2012年4月改正)では、
「発症後5日経過し、かつ、解熱後2日経過するまで」
が出席停止期間の基準とされています(学校向け)。
